ペルーアンデス山脈&神秘アマゾン薬草体験女子一人旅(前半)

1. アマゾンに行く決意に至るキッカケ

仕事でニューヨークで生活し、離職、コロナ帰国してから3年、

日系●✖️バンクで働いてすっかり、精神病んでしまった私。

なんとも納得いかない非常識な日系●✖️バンク文化。

一年半続いた下痢と便秘の繰り返し。

胃腸科で何度か検査を続け、過敏性腸症候群と診断され、薬でなんとか治すもの、

次は毎日ひどい頭痛でついに体がMAXを迎え、

在宅用の会社のPCすらも開けられないほどの頭痛。

いつもより声がおかしいから病院に行ったほうがいいと電話越しの同僚に勧められ、

メンタルクリニックにいくと、適応障害と診断され、休職すること5ヶ月。

脳が疲れているから人と会うなという診断のもと、極力人を避けてみたものの、

以前はとても活発だった私がこんなにまで無気力になるものかと自分を疑った。

頑張ってはいけないとの診断なので、目覚ましをかけない毎日。

信じられないことに毎日12時間近くぶっ続けで寝ていた。

私は20年近く証券会社で働いていたので朝5時か6時に起床し、

朝ヨガやって通勤する程、朝活好きの私が、朝起きたくても起きられない。

全く気力がでない自分が辛かった。

自分が頑張らなくてもやる気の出そうなことを考えた。

3年間のコロナで、ずっと海外にいけていなかったのもあり、

この際、以前コロナで国境封鎖にあって断念せざるを得なかった

ペルー旅行の続きを企んだ。

が、調べるも3回ワクチン注射してない私のワクチン接種証明書の壁、そして、

なんとペルーで大統領が変わって国中で激しいデモが起き、

世界中の大使館からペルー渡航アラート4!という、

極力近づくな警報が出てるくらいの状態・・・

あーぁ、神様すらも私に味方してないなー・・・・と開き直ってまた寝る。

諦めず、いい情報のっていないか一縷の望みで翌日も調べる。

が調べれば調べるほど闇に入る・・・

頭痛い・・・やっぱり寝るのが一番!・・・そんな毎日だった。

ところが、神のお告げ、か?突然シレッ!とサルサ関連の友達(以下、サル友と呼ぶ。)がこんな物を送ってきた。

Youtube: 僕を救ったペルー

青年実業家である青汁王子がハメられたのか脱税容疑で逮捕、社会からの酷いバッシングに耐えられず、自殺寸前のメンタル状態からペルーの薬草体験でメンタル元気になって帰ってくるストーリー。

毎日ペルーにいけない理由ばかりにフォーカスして

何もできない自分に落ち込んでいた私だが、むちゃくちゃ刺激された。

”魂が踊る”、ってこう言うこと?って思うくらい、目が覚めた。

世に言う”Inspire”ってこういう事だと思う。

”私はこれがしたい!!!”と心底思った。

毎日無気力で消えかけた生きる情熱に火がついた感じ。

私は青汁王子の事件当時は海外に住んでいたので、

彼の存在やら事件は全く知らなかったので、偏見なしのフラットな視点で見ていた。

英語を話せない彼がペルーのアンデス山脈の僻地まで一人で行き、

外国人グループの中、英語でコミュニケーションができないため孤独に耐えながらも、

死ぬ気で乗り越えようとする姿勢に、とても感化された。

勇気もらった、って感じ。(青汁王子、本当にありがとう!)

薬草について、いくつかネットで情報調べ、

青汁王子と同じところに行きたい、と、思って調べるも、

聖なる谷、(Sacred Valley)の施設は2ヶ月先まで空いていない。

空いてるのはアマゾン奥地のジャングル施設のみ。

え、蚊とか虫とか大嫌いなんだけど・・・

大人になって、こういった心底心躍るような、やりたいっ!って思う感情

って、とても貴重で大切だと思う。諦めるのはまだ早い。

不安要素を書き出し、それらを取り除くべく、早速ペルーの施設とVideo会議の予約をした。

時差もあって辛かったけど、本気の情熱は凄い!

朝4時半に起きて15分コールした。

そして、Sacred Valleyの方は、アラートが出ている例のデモのせいで、

2ヶ月先まで閉鎖中だと言うことがわかった。

アマゾンのジャングルについて治安、待ち合わせ、現地での言語など、

不安を取り除く質問をし、会議を終え、アマゾンへ前向きな気持ちになってきた。

ニューヨークに住んでいた時に仲良しだったコロンビア人の友達が、

確かペルーのアマゾンでリトリートして人生変わった話をしていたのを思い出したので、

友達に連絡してみたら、なんとも同じイキトス市だった。

彼女は薬草ではなく、単にヨガ等の静かなリトリートだけだったけど、

彼女の話と朝質問した時の施設の人との話である程度、納得がいったいので、

イキトスと言うアマゾンの土地自体に不安にフォーカスする気持ちが弱まり、

明るい希望が見えてきた。

ペルーで警告が出ている地域は南東部のごく一部。

イキトスはペルーでも東部に位置するので警報なんて出ていない。

行くことを決意した。

が、今度は申し込みボタンが何故か押せない・・・

2-1: とりあえずフライト

ボタンが押せないのでまた、メールで何度か施設とやりとりするうちに

日にちばかりが経っていく。

私は、毎日の苦しい偏頭痛から1日でも早く逃れたかったのと、

メンタルクリニックの次回の予約までに帰ってくると決めていたので、

連絡待ちに気長に時間を割いていることができず、

リトリート予約完了前に、日本を出ることにした。

日曜日にチケット買って、月曜日にニューヨークに飛び立った・・・

凄い行動力。でも、それより、突然の訪問にもかかわらず、暖かく迎えてくれたニューヨークの友達に心から超感謝!!

サル友が偶然に送ってきた青汁王子Youtubeから、わずか4,5日間以内の出来事だった思う。

そして、ニューヨークにいる3日間の間に結局アマゾンでのリトリートの方も

先方の勘違いで空いていないことが発覚し、

急遽予定していたリトリートスケジュールを1週間ずらして予約することになった。

2-2: いざペルーへ!

実は2度目のペルー。

私は2020年3月にニューヨークで会社を辞め、

半年くらい南米一人旅をしてから帰国予定でペルーに入国した3日後、

コロナで国境封鎖にあい、食料調達のためのスーパー以外どこも行けず、

完全ロックダウンの中、1ヶ月間リマに滞在するという経験をした。

なので今回はリマ観光は省略。(別途いつか美食とアートの町、リマの良さも力説したいと思う。)

と言うことである程度勝手知ってるリマは空港近くのホテルに一晩。

リマの空港目の前のホテルで、ペルーにしてはちょっと高いけど、

調度品やらデコレーションが可愛くて気に入った。この色使い、私のハート鷲掴み!

翌朝、ゆっくり朝食を食べ、クスコへと飛び立つ。

そういえばクスコは標高3400m。

富士山より高い土地で生活することになる。

一人旅で慣れない高山病で苦しむのは、と思い、

ペルー人の友達に高山病の対処方法を聞きまくった。

***高山病対策***

①クスコにいく前は重い肉料理などを避け、軽食でいくこと。

②クスコに到着前に高山病の薬を飲む(その後8時間に一回)

③着いたらコカ茶を飲む

④あまり予定を詰めすぎたり体を動かさず、1−2日目はゆったりと過ごし標高に慣れること

⑤もし高山病になってしまったらコカ茶を飲んでひたすら横になる。

薬の写真:

と言うことで、ペルーのマチュピチュ、ボリビアのウユニ塩湖で

忙しなく予定詰め込んで、旅したがる日本人が多いと思うけれど、

ここは時間に余裕を持って体を標高に合わせてから、旅することをお勧めします😊

3. 待望のインカ帝国首都クスコ、大自然アンデス山脈とインカ帝国の叡智に超感動

3-1:クスコ1日目 アンデスの食を楽しむ。

クスコ1日目は、旅の疲れもあり、お酒も飲めず、しっかり食べたいが、重くないもの・・・

ヒストリカルエリアのホテルから石畳の道路を歩いて、

観光客用のレストランが多い広場へ向かう。

どうやらアンデス山脈の川で取れるマス(サーモン)が有名らしいとのことで1日目の食事。

味付けは美味しいけど、魚通の日本人にとって

海のサーモンと違って、川のサーモンは引き締まりがないような。。。笑 

でも、生まれて初めて食べる本場のキヌアに感動!

キヌアってサラダくらいしかニューヨークでも食べてこなかったけど、

こんなに美味しく調理できるものなのか!!!!

今まで食べてきたキヌアと全く別物と言っても過言ではない美味しさ!

口の中でとろけるが若干の歯応え、味付けも最高!なにこれーー!!!

レシピほしーい!

写真:

(プレゼンがオサレでもうお茶だけで感動!ムニャ(Muna)と呼ばれる標高3000メール以上の山脈で採れる薬草、ミント科のハーブで胃腸の働きを整える)

帰りは、傾斜30度くらいの若干の坂道をホテルの方に歩いただけで息切れした。

若干、クラっ、と・・・えぇ、ああああ!!!これ噂の高山病の予兆?!

確かに身体の血液が胃に集まって消化中だよねぇ・・・

脳に酸素が行きづらい。

一人だし、夜だし、暗いし、人通り少ないし、中年だし、

少々パニクる気持ちを抑え、メンタル落ち着かせ、ゆっくり歩いてホテルに戻った。

3-2: クスコ2日目:旅の計画と街並み観光

2日目は旅の予定を立てる。

結局事前に何も決める時間もなくフライトしたのでここでゆっくり旅の計画を立てる。

が、運の悪いことに日曜日。

インフォメンションセンターや大半の旅行会社は閉まっていて、

あまり嬉しくなかったがアルマス広場(ペルーでは都市ごとにメイン広場があり、どこ都市でもメイン広場をアルマス広場と言う)で声かけれた旅行代理店のおっちゃんと交渉し、Sacred Valley(聖なる谷)とのツアーとマチュピチュでのガイドと往復チケットを手配してもらった。

ペッぺ、プップ、話しながら唾飛びまくる・・・

初めは落ち着いていてよかったのだが、徐々に地が出できて、

どちらかというと人の話を聞く力がなく、

話すと言うより、力みすぎて、怒鳴るように煩いおっさん・・・

英語が訛りないネイティブだったので話がしやすかったのがきっかけだが、

途中からあまり信用したくなかったが、もう他を探すのも面倒なので、妥協した。

なんか適当な感じがちょっと心配で、明日以降の現地ツアーで

出会えないとか問題が起こっても困るので、

携帯のSIMカードを買いたいからこの辺りで知ってるかと、おっさんに聞いたら

”俺が連れてってやる”って快く引き受けた、と思ったら、

SIMカードのお店に行く途中に、”俺が案内してやるんだから昼飯おごれ”、って言ってきた。

頼んでないのに自ら申し出たくせに、お金(お昼だけど)要求するとは。

しかもお昼って・・・心は、絶対却下だったが、

サービス料としてまぁ少々恵んであげようと、

アイスの値段(日本円約300円くらい)は知っていたので、

アイスなら奢ってやるって返事しておいた。

SIMカードの待ち時間に、英語が上手い理由を聞いてみた。

どうやらUSで育って結婚したが、奥さんを事故で亡くし、Dragに入り浸り、

母から喝入れられて、ペルーに戻り、再婚し、子供3人できて、

再婚の奥さんをコロナで亡くした。

だから、3人の子供を俺一人で育ててるから、俺は金が必要なんだ・・・

って、ウッソくせぇぇぇーーーーーーー・・・・・!!!!!

おっさんが、ペッペ、ペッペそこらじゅうに唾飛ばしてまくってるから

奥さんはコロナで亡くなったんやろ!って、ツッコミたい気持ちを抑えて、

ここはサクッと、大変だったね、くらいでシレッと話題変えるのが良かったのだろう・・・

私は、きっと嘘だろうなぁと思いつつ、SIMカードの準備中の間に

私の人のよさでおっさんの話を聞いてしまい、会話した長時間の疲れがどっと出てしまった・・・笑

フレンドリーに個人的な質問してはいけないタイプですね。

と、皆さんには旅人のお財布に人情を試されるような

嘘の交渉をするような人に出会って

1秒たりとも貴重な時間を無駄にしてほしくないので、

バックパッカーの情報収集の一つの案としてご提案!

英語のコミュニケーションになるが、

Facebook Groupに”Travelling to Peru”と言うグループがあるので

そこに質問事項を投稿する。

世界中からの観光客で潤っているクスコなので、

現地では英語のできる親切なペルー人ガイドも沢山いるので、

投稿して、情報収集するが良いと、

リマに住むペルー人の友達に勧められました。

写真:

でも、バックパッカーでも探す時間を省きたい人、とか、

どうしても日本語でのやりとりをしたい、と言う人には、

私のお友達の日系ペルー人を紹介します。

いずれ独立してペルーで旅行会社立ち上げるみたいで、

私はそんなこともつゆ知らず突然ペルーに行き、

結果途中からクスコ3-4日目のツアー手配を彼にお世話になりました。

格安でとてもいいツアーでした!

***知り合いのペルーツアー連絡先***

話は、先程の話に戻り、

唾飛ばしまくる煩いおっさんとのやり取りで疲れしたまったので、

気分を変えるべく、クスコ二日目遅めランチ。

ヤッタァぁぁぁーーーーー!!!

信じられないほど美味しい!!!

産まれて初めてのアルパカ肉!!!

世界でもこの標高の高いアンデス山脈でしか食べられない!!!

二日連続のメイン付け合わせキヌアも昨晩と全く違う味付けで飽きない味!!!

やばい!!!

クスコ市に私の胃袋完全に掴まれた!

胃袋留学したい!!!(料理留学ってことだけど初めにこのセンスと味を覚えないとw)

写真:

アンデスの郷土料理の一つ、アルパカ肉。コレステロールが肉類の中でも最も低いらしく、とてもヘルシー。味、食感共に淡泊で美味しい。キヌアの調理方法も昨晩のとは全く違い、とりけるリゾットのような調理方法で感激!リピートしたいくらい気に入ってしまった!

午後はもう疲れてウロウロする気もあまりなかったので、

高級ホテルのラウンジで優雅にピスコサワーを飲んで、ホテルマンとおしゃべり。

ピスコのおすすめを聞いたり世間話したり。

そして、夜ご飯。結局お昼と同じところに戻ってしまった・・・

何度でも行ける私のクスコの食堂:インカグリル!超オススメです!

3-3: 聖なる谷 Sacred Valley

ここが私が一番楽しみにしていたところ。

実はなんとも説明のつかない不思議な出会いだが、

とあるおじさんと、昨年の年末、オンライン講座で一緒になり、

Facebookで繋がった3ヶ月前の12月初旬、

”あなたはペルーと縁がある人で、スピリチュアルな場所に行ったら魂覚醒されるから、

適当に旅するんじゃなくて、ちゃんと調べてスピリチュアルなところに行ったほうがいい”、と、

突然、不思議なお告げ?をもらったことがあった・・・笑 一体、何のことやら・・・

で、その1ヶ月後の今年のお正月、フロリダ在住の日本人の友達が、

”この映画絶対いいから!”、と言うことで、Youtubeで映画を送ってきた。

アウト オン ア リム(Out on a Limb) 1983年(追憶の日々)

世界で有名なアメリカ人女優シャーリーマックレーン(Shirley Maclaine)がペルー旅行で神秘なスピリチュアル体験をし、それまで知られていなかった精神世界の思想を世間に広めるべく、書物にし、それが映画化され世界中のスピリチュアリストで有名になった。

全部でなんと6時間!!!

私、意識したことなくて結構疎いのだけど、

大好きなお友達がお勧めしてくれた映画だから見たら、なんと、

クライマックスはペルーのアンデス山脈でのガチスピリチュアルの話!

で、実はその時は気づかずそれでもウダウダ3月初旬まで寝て過ごしていた私に

極め付けにサル友が2週間前に送ってきたアンデス山脈での青汁王子Youtube・・・

んでもって、その名前が聖なる谷!!!って、

あ、スピリチュアルの場所、ってここか!!!

私、これアンデス山脈、行け、って神様が知らせてる、ってこと???

友達からの情報の点と点を線にして、勝手にここだと信じ込んだ。

だからここが私の魂の覚醒場所と信じて行くことにしたのだ。単純・・・笑

というわけでクスコ3日目は、バスツアーに乗り込み、

ラッキーなことにすぐに友達ができた。

リマから一人参加している可愛らしい女性がいたので、ツアー中、

ずっと二人で一緒に写真撮ったりしてた。

標高4000m級の山々に囲まれた神聖なる谷。

濃い緑の山、黄緑の山、ピンク色の山、赤土の山、山の空気吸ってるだけで癒される。

どうやらインカ人は山を”protect of spirit = 魂を守るもの”と信じていたらしい。

大自然のパノラマ風景、癒され感半端なく、魂が守られている感じがした!

写真

この段々畑の気温の高低差を利用し、品種改良を重ね、穀物、野菜を作るインカ文明!

現在では4000種類ものポテトと300種類ものコーンがあるらしい。

スペイン人が1533年事実上クスコ制覇し、インカ帝国崩壊となった。泣

それまでに太陽神を崇拝し、太陽の位置で季節を12ヶ月のカレンダーを読む文化が

すでにあった。なんともインカ人、めちゃめちゃ天才じゃないか!!!

オリャンタイタンボ:

ここでツアーのみんなとお別れ。

一人マチュピチュ村へと向かう・・・

が、電車は乗る前からエンターテイメント心いっぱいで音楽と楽しい踊りで迎えられ、

車両内でもインカパフォーマンスで旅人に笑いと文化とロマンスを届けてくれていました。

3-4:クスコ4日目:幻想的な天空の城マチュピチュ

マチュピチュ村はとても小さいくてかわいい。

ホテルの人も親切でとてもよかった。

夕食:

またまたどハマり!

疲れていたので携帯ばかり見ていて、何かきたので顔あげたらこれだった!ピスコサワー!びっくり!もう遊び心あるクスコ人のサービスたまらなく好き!

3-4:クスコ4日目:幻想的な天空の城マチュピチュ

マチュピチュのオフィシャルサイトのチケットはこちらで購入可能:www.machupicchu.gob.pe

人数制限があるので、乾季は早めに。

私が行った3月はアンデス山脈では雨季であったのと、例の政治的状況で観光客のほとんどいない時期に来たので前日でもチケットが購入できた。どうやら、連日の世界中からの観光客の重さで、マチュピチュの標高が年々下がっているらしく、これで日々の時間帯で人数制限を設けるようになったらしい。人間のエゴで旅行して、世界を知る、自然を知る、って他文化や歴史など色んな価値観に触れ合って見聞広げて、知的好奇心からの探求心はもちろん大事だけど、地球や自然を守ることも同じように大事で、そのバランスを守ることが必要なのだと、マチュピチュの人数制限の話で改めて気付かされました。

朝から雨で、そのお陰で霧がすごかったんだけど、霧が抜ける瞬間のとても神秘的な写真が撮れた。

まさに”天空の城”と感じた静かで平和な空間。

この日に、クスコに戻る。

3-5:クスコ5日目:コバルトブルーの湖マウンタイ湖

朝4時半に私のホテルに送迎バスが来る。

早かったが頑張った。早朝の真っ暗の中、車が来て、空いている席に座る。

2時間半走り、15人くらいのグループ全員で朝食・・・

と、いうか他のツアーグループもみんなここで朝ごはん。

我らのグループのテーブルが2列くらいあり、好きなところに座る。

朝食のビュッフェを取り、私の目の前に、二人の男性が座った。

目が合った。私から、挨拶して自己紹介をした。

まさか、アジア人が、スペイン語話すと思わなかったみたいで、

笑顔で返してくれて、話が始まり、ドミニカ共和国の男性と2人と仲良くなった。

下手くそのスペイン語でもコミュニケーション取れると嬉しい!

バスに戻り、また2時間くらいだったかな、バス停到着。

バスから降りると、更なるスペイン語圏の方達。

リマに住む女の子とスペインからきた男性と仲良くなり、

5人でわいわい仲良くなり、楽しいハイキング開始!

まるで学校の遠足気分。

歩き始めたらコカの葉をドミニカ人がくれた。

もっともっと!って差し出してくれて、

パサパサの葉っぱをガッツリ口の中に入れ、咀嚼すると

次はスペイン人からチューインガムが出てきた。

なるほど!ミックスして噛むとコカの苦味がガムで中和されるが、

高山病を避けられる、というわけか!

さすがーーー!!!

この国境を越えたラテン連携プレイ、素晴らしいわー!

友達できてよかったw

クスコでは、コカの葉をガムと咀嚼しながらハイキング、やってみてね!

異文化交流しながら楽しくハイキングしつつ、

途中水分休憩入れつつ留まった時に、気づいたら、

私達の場所から下を一緒に見下ろしているタンクトップ姿の女性がいた。

いつの間にやら話している外人達。

”どこから来たの?” ”イスラエル”

と出してきた水のボトルはなんと2L! 

え、私500mlとちょっとしかもってないのに!!!しかも私長袖2枚!

”1人?”

”いや、あの2人と一緒。”

背中に大きなリュックを背負いつつも、男性より登るのが圧倒的に早いその女性。

聞けば、イスラエルは高校卒業後、2-3年のミリタリー訓練が必須で

男子は3年、女子は2年か3年が選べるそうで、

可愛らしいお顔立ちだが、露出高の肌から見える筋肉がなんともたくましい!!!

こういうところで文化の差って出るのか・・・

ミリタリー義務は嫌だけど、

日本の細いのが美、っていうカルチャーも私はあまり好きでない。

ラテンダンサーの私としては、

マッチ棒のように細いのは、全然格好良くないので

ある程度筋肉ついた胸板の厚いガッチリ型に憧れをもってしまうのだ。

そんなことを考えながら、また登り続け、

2人のドミニカ人は高いところは空気が薄くて苦手らしく、

かなりの距離の差がついていた。

1時間半か2時間弱くらいだったかな、頂上か?と思った瞬間の

出たーーーーーー!!!!めっっちゃ、キレーーーー!

コバルトブルーの大絶景!!!

写真撮りまくったり、その後ピクニック。

持っていたスナックを交換大会、というか、

あまり間食しないので、私はほぼ恵んでもらっていた。

ナッツ、フルーツ、ドライフルーツ。

外人持ってるねぇ・・・

初めてみる色鮮やかなペルーのフルーツ。

食べ方から教わり、まるで子供になった気分。

種を噛まずに飲み込むらしい!美味しかった!

そういえば、種とか芽って、栄養として良い、って聞いたことがある。

確かに若い力だから良さそうよね。

ドミニカ共和国の二人は、結局1時間差くらいかけて登頂し、一緒に写真!

湖の前でピクニックし、その後下山、朝食と同じところに戻り、ランチ。

グループは、更にもっと和気藹々とした雰囲気。

私の目の前には今度はブラジル人3人が座り、

彼らのポルトガル語と私のつたないスペイン語と所々に英語を適当に混ぜ合わせ、

コミュニケーション、ちょっと頑張った。フレンドリーでいい人達だった。

5時くらいだったかな、クスコ到着。

せっかく仲良くなった印に、5人でお茶に誘われたので行ってみた。

実は私、5000m級の山に登ることを考え厚着だったので、パンツまで汗かいて

1秒でも早く着替えたかったが、お茶くらいなら我慢!と思っていったら、

さすがラテン人。さらに夜ご飯もみんなで行くことになった。

残念ながら、私は洗濯しないともう明後日には着る物がないのと、

明日はなんと朝の3時半起き、あと15歳若かったら(だいぶ前)、

若干の無理もしたかもしれないけれど

明日も5200m級の登山で寝不足は怖かったので残念だけど、夕食は断った。

3-6:クスコ6日目:レインボーマウンテン:ヴィニクンカ!

朝4時にホテルに送迎バスが来る。

辛かったけど3時半過ぎには起きて4時前にはロビーで待っていた。

1時間かけてクスコ中の他のツアー客を集め、また2時間かけて朝食へ。

昨日の5人が揃い、朝バスを降りたところでみんなでハグ❤︎

2日続けて会える、って、ほんとに嬉しい出会い。

他のツアーメンバーは昨日とは別の方々だった。

2日目は、昨日と違って、”マカ”茶が出て来た。

とっても不味いお茶なんだけど、実は私、

10年くらい前に日本で購入したことがある。

なんでも、標高の高いアンデス山脈、空気の薄い環境で育つ植物は、

それだけ生命力が強いため、とても栄養価が高い、

というのが売り文句で日本で若干高いお金を出して買ったけど

本当にまずかった。

で、ドミニカンも同じようにすごい不味そうな反応をしていた。

健康オタクの私は、多少まずくても効能を考えると飲めてしまうんだけど、

ほんとにこんな不味いものをインカの人は普通に飲んでいたのだろうか・・・

一応インカ時代の”自然のバイアグラ”的な存在でもあり、

(ガイドとラテン人たちの冗談かもしれない 笑)

だから子孫繁栄とかそういった意味も込められている。

朝食を終え、また2時間半くらいバスで移動し、ハイキング。

昨日より、なだらかが続くが、最後はちょっと傾斜が激しくなるという

ヴィニクンカ山。別名レインボーマウンテン。

昨日よりも距離が長いのか、アンデス山脈が一際美しく見える。

どこの景色をとっても美しい・・・!!!

とっても気持ちがよかった。

最後は結構急勾配なので一人真剣に登ってた。

ようやく頂上!昨日の反省を生かしすぎてか、単にその日が寒かっただけか、

この日は薄着すぎて寒かった・・・笑

山の気候は難しい・・・

写真撮りまくり、ようやくドミニカ人二人も到着し、時間が過ぎる。

この日も下山後にランチ。クスコについたのは4時くらいだったかな。

みんなその足でリマへ移動するらしく、バス下車後、すぐにお別れとなった。

私は1日目にクスコ観光で行きそびれた、コリカンチャへ。

3-7:クスコ7日目:サンペドロ市場

クスコ最終日。

何やら粉と葉っぱで大興奮の私。

元々、お料理大好き、健康オタク、そして、漢方、アーユルベーダ、無農薬自然食品が大好きなので、

アンデス山脈のハーブや穀類の多さに大興奮してしまい、

何時間でもいられそうな気がするくらいぐるぐる一人で回って楽しかった。

たいしてスペイン語は大してうまくもないが、ギリコミュニケーションは取れるので

穀類の粉々の種類を色々聞き出し、

結局不味いけれど黒マカが一番栄養価が高い、ってことしか理解できなかったので

黒マカを購入。

あと、恐らく日本だと成城石井で”インカプロテイン”で売っているんじゃないか、

と思われる7種類の穀類を混ぜたものも購入した。

ちなみにここが私が泊まっていたホテル。

40代の一人旅って、正直しんどいと思っていた。

私もかつて10代最後は、オーストラリア、イギリス一周旅行を

一人でバックパックした身で、ユースホステルに泊まって、

学生貧乏旅行したことあるが、

もう、お金出すから清潔で安全で快適な旅させてくれ、ってなりまして、

ということで、クスコにいる時に泊まったホテルはここ。

インカ時代の石壁がモチーフになったお部屋。

とても疲れた夜に電気つけようとしたら、ラブホテルみたいな電気チカチカ付いて、笑ってしまった!

もうこのサプライズなおもてなし、最高すぎる!(ちなみにベットは回りませんw)

日本人がペルーで期待する快適さを求めたサービスが受けられるホテルは、

4つ星だと思う。

といっても日本円で6-7000円くらいで泊まれてしまうので、(2022年時点)

友達、家族、一人ででも安全に気持ちよくホテルで過ごしたい方にはおすすめです。

日本で6-7000円だと4畳半-6畳くらいの狭いビジネスホテルと思うけれど、

クスコはその3倍くらい広い部屋とダブルベットの綺麗なシーツで泊まれるので

とっても心地よいです。

そして朝食付き、レストランもついていて、

夕食も疲れていたら、ルームサービスもできるのでとても快適でした。

なんだか、クスコのホテルやレストラン、電車でのプレゼンテーション、

街並み、言語、自然、植物や穀物、歴史、文化、出会い、

マチュピチュのレストラン、人の優しさ、等等、

小さな失敗も含め、

クスコでの経験一つ一つが、

なんだかクスコにエンターテイメントしてもらったかのように感じられて、

私は一人でとても心配していた派でしたが、

めちゃめちゃ楽しかったですーーー!

日本人の口にペルーの食は絶対合う!と思ったので

是非、怖がらず、食と大自然と異文化を体験しに、ペルーへ行きましょう!

そして、日本にいてもペルーの食を楽しめるので、

東京にあるペルーレストランをインスタとブログで随時紹介していきますね。

クスコは、観光業で成り立っている都市なので、

世界中の旅人が行きやすい場所だと感じました。

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